ICT機器導入の取り組み

東京都が行っている『次世代介護機器導入促進支援事業』という事業があります。

介護環境の改善に資する見守り機器・通信環境等の整備に必要な経費の一部が補助されるもので、当苑ではこの事業を活用し、今年度離床センサー付き介護ベッドを導入しました。

ベッドに内蔵されたセンサーが荷重の変化を検知し、起き上がりや離床の動作時に、ナースコールに連動され知らせてくれるというものです。

歩行不安定な方が夜間トイレに行きたくて起きた際などに、早めに対応できる見守り機器です。

事業による支援を受けるにあたり、ICT(情報通信技術)を活用した介護に取り組んでいる先進的な施設(アドバンスト施設)として、効果的な導入・活用のためのプロセスや他施設のICT機器導入状況を学ぶ研修への参加や、今後導入を考えている施設に対して情報提供ができるような取り組みも求められます。

ご入居者がより安全に過ごせるための環境整備や、介護士の身体的負担の軽減や業務効率化に、様々なかたちで取り組んでまいります。

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